設問は「正しいもの」をきいています。
(1) 「国家の主権が及ぶ範囲を領域といい」、「領土と領海」と領空の3つの要素からなります。「2つの要素」ではありません。
(2) 1982(昭和57)年に採択された国連海洋法条約で、海岸から200海里までをその国の経済水域(排他的経済水域)と定め、その国に水産資源や鉱物資源を利用し開発する権利を認めています。
(3) 「公海を通過する場合に」「沿岸国の許可が必要」となるわけではありません。公海自由の原則とは、領海外の海洋はいずれの国も領有しえない自由な場所であるという原則です。
(4) 「宇宙空間や南極大陸は、どの国・地域の帰属とも」なっていませんが、「国際連合が直接管理している」わけではありません。南極大陸に関しては、領土権を主張する国もありますが、南極条約によって軍事的利用の禁止、領土権の凍結が定められています。
(5) 国際法は、国際慣習と条約の2種類に区別されます。「国際慣習法は含まれない」わけではありません。
従って、正しいのは(2)です。
答え (2) 
【参考:中学公民の発展的学習(文英堂)】

平成28年実施過去問社会第18問